ログイン 新規登録
最終更新日: 2025-06-18 06:42:26
Untitled Document
ホーム > 主張
2025年06月17日 10:16
文字サイズ 記事をメールする 印刷 ニューススクラップ
 
 
編集余話

 イスラエルによるイランへの先制攻撃(今月13日未明)を契機に、両国間の緊張が戦争へと発展した。この紛争が世界大戦に拡大する懸念が高まる中、韓国と日本への影響は深刻である。韓国は既に両国に自制を呼び掛け、中立姿勢を強調している。だが韓日両国が中立を維持しつつ対応することは容易ではない▼まず、エネルギー安全保障への影響が大きい。日本は原油輸入の9割、韓国も7割以上を中東に依存しており、イランが関わるホルムズ海峡の封鎖や石油施設への攻撃はオイル危機を引き起こす可能性がある。2024年10月のイランによるミサイル攻撃後、イスラエルがイランの石油施設を標的にする可能性が報じられ、原油価格は既に上昇傾向にある。価格高騰は両国のエネルギーコストを押し上げ、製造業や家計に打撃を与える▼経済面では、韓日ともグローバルサプライチェーンに依存しており、中東情勢の緊迫化は物流コストの上昇や部品供給の遅延を招く。韓国の半導体や自動車、日本の精密機器輸出は市場の不安定化で需要が減退する恐れがある▼安全保障面では、韓国は北韓の動向を注視しつつ、中立を保つ必要があるが、米国の同盟国としてイスラエル支持を求められる可能性がある。日本も同様に、米国との関係と中立性の間で難しい立場に立たされる▼今後、さらに厳しい局面が展開されると予想されるが、韓日両国は協調し、紛争拡大阻止とエネルギー市場の安定化に努めるべきだ。冷静で慎重な対応が関係国に求められる。

2025-06-18 1面
뉴스스크랩하기
主張セクション一覧へ
家計債務の急増に警鐘
「政権審判」に阻まれた「独裁阻止」
異例尽くしの就任式
金永會の万葉集イヤギ 第51回
「判決不服」唱える大統領選挙
ブログ記事
ゴッホかラッセンか?
「どっちもどっち」論はだめだ
「闘争本能」というものはない:哲学の現在21
マイナンバーそのものの廃止を
精神論〔1758年〕 第三部 第28章 北方諸民族の征服について
自由統一
北朝鮮人権映画祭実行委が上映とトーク
金正恩氏の権威強化進む
北韓が新たな韓日分断策
趙成允氏へ「木蓮章」伝授式
コラム 北韓の「スパイ天国」という惨状


Copyright ⓒ OneKorea Daily News All rights reserved ONEKOREANEWS.net
会社沿革 会員規約 お問合せ お知らせ

当社は特定宗教団体とは一切関係ありません