2025年度前半期全国地方団長・中央傘下団体長会議が16日、都内の韓国中央会館で開かれた。中央の金利中団長は開会の冒頭で石川県での尹奉吉義士記念館設立を巡り、「抗議活動の余波として民団も被害を受けている」と注意喚起した=写真。意見交換では全国から集まった地方団長を中心に、朝総連や韓統連など敵性団体への対応を巡って、中央に対応を求める声が挙がった。民団群馬の趙武雄団長は、「韓国籍に変えた敵性団体者が地方民団に入り込んでくる点などは防ぎようがない。団員が少ない地方民団であれば過半数を押さえられ、簡単に乗っ取られてしまう」とし、改めて中央から対策の方針を提示して欲しいと述べた。韓日で暗躍する従北左派勢力は、韓日国交正常化60周年の祝賀ムードを破壊し、北韓と日本の間での国交樹立を本気で画策しているのが最近の動きだ。朝総連・韓統連など敵性団体は、日本の左派系市民団体や政党と行動を共にして、多くの行事を今年に入り展開している。いま民団に求められているのは、敵性団体による妨害行為の実態を把握し、具体的な対策として防衛網を張る点に尽きるだろう。
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