尹錫悦支持国民抵抗権発動宣言文
- 自由民主の憲政秩序回復のための自然法的権利の行使 -
大韓民国憲法の第1条第2項は「大韓民国の主権は国民にあり、すべての権力は国民から出てくる」と規定しています。これは、憲政秩序が重大に侵害され、国家の存立と基本的自由が脅かされる場合、国民が自然法に基づく抵抗権を行使できることを前提とした条項です。
われわれは今、以下のような憲政危機の現実に直面しており、この危機に対する平和的かつ強力な国民抵抗を宣言します。これは単なる特定の政党への支持や政治的見解表明の次元を超えての抵抗であり、国民主権の実質的回復と憲政秩序の守護のためのやむを得ない措置であることを明らかにします。
第1章.支持の方向と原則
1. われわれは政党組織である「国民の力」ではなく、憲法機関である尹錫悦大統領個人の憲政守護の意志と政治哲学に対する支持者であることを宣言します。
2. われわれは、尹錫悦大統領の再出馬や新党創党を国民主権の正当な行使とみなし、それに伴う政治的連帯を追求します。
3. 尹大統領が再出馬しない場合、大統領が公式に支持意思を表明した者に国民的正統性を付与し支持します。
4. 大統領の支持なしに独自に出馬した候補者に対しては政治的正当性を認めず、彼らに投票しないことを宣言します。
5. 過去、弾劾に加担・傍観した勢力、政治的立場の表明を留保し日和見的に身を処する勢力は、憲政守護の主体になる資格がなく、国民抵抗権の対象とみなして断固として排斥します。
第2章.憲政秩序の回復のための正当防衛の権利の発動根拠
本宣言は、憲法上の国民主権の原則と法治主義の原理、権力分立体系に対する重大な侵害を根拠とし、これに対する正当防衛の抵抗権の行使であることを次の事由を通して宣明します。
1. 立法府および政党の憲政破壊行為への対応
「共に民主党」所属の一部者たちの反憲法性向団体との連携疑惑および国家安保に関連する重大な違法に対する幇助は、大韓民国憲政のアイデンティティ(自由民主主義)を侵害する行為です。われわれは、彼らに対して徹底な調査と真相糾明を要求し、国政の混乱を引き起こした政治行為に対する公式謝罪を要求します。
2. 立法の独占による三権分立の崩壊と行政権の無力化
現行憲法は、第40条から第66条まで、立法・行政・司法の権限を厳格に区分しているのに、立法府への過度な権力集中による行政権の無力化が生じています。国会が正当な法律の執行を繰り返し妨害することで行政の実効性を失わせ、司法府は政治的事件において判断を回避し事実上立法府に従属する様相を見せています。ここに、われわれは実質的な権力分立の回復のための憲法改正を強く求めます。
3.選挙管理委員会の清廉性の毀損と選挙制度への不信
公職者の選抜において、中立性と清廉性を生命とする選挙管理委員会が、多数の採用不正情況や不当行為に対して納得できるほどの解明をしていないことは、憲法第114条に規定した公正な選挙管理機能を毀損するものです。われわれは選管委に、監査院の徹底した調査の受け容れや制度的構造改革を通じて国民の信頼を回復するよう要求します。
4.憲法裁判所の弾劾審判を手続上違憲と判断
憲法裁判所は、大統領弾劾審判の過程で証拠能力が疑われる陳述を採択し、当事者が認めなかった検察調書を認容し審理の手続において被請求人の防御権を実質的に制限するなどの手続的違法を犯しました。これは憲法8条と第27条が保障する適法の手続および公正な裁判を受ける権利を深刻に侵害したもので、われわれはこれに対する憲法的な不服の立場を明確にします。
結語
われわれは、政治的対立の産物ではなく、憲法的・法律的な正当性に基づく自然法の抵抗権を行使するためここに立ちました。これは暴力や違法ではなく、平和的かつ合理的な憲法守護の道です。
尹錫悦大統領の憲政秩序守護の意志に賛同し、大韓民国の自由民主主義を護るためのこの隊列に国民の皆さんの良心と憲法的責務に従ってのご参加を要請します。
2025年4月6日
憲政秩序守護のための尹錫悦支持国民一同 |