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最終更新日: 2025-04-17 09:30:00
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2025年04月08日 12:15
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高永喆 韓半島モニタリング 第44回
尹大統領罷免は野党の収賄暴露脅迫の結果

 憲法裁判所は4日、尹錫悦大統領の弾劾審判を8対0で認容、罷免した。予想を覆す憲法裁判所のでたらめな判決に、尹大統領を支持してきた愛国国民らは猛反発している。世論調査では、68%の国民が尹大統領の弾劾罷免を受け入れていない。
ちなみに1日、棄却を決定した憲法裁判所の対外秘文書(2024年憲ナ8)が発見されていた。内容は、「弾劾審判評議の結果、裁判官8人のうち認容5人、棄却3人で、尹錫悦大統領の弾劾を棄却する。弾劾宣告日は2025年4月4日11時とする。2025年4月1日、憲法裁判所長代行、ムン・ヒョンベ」。
なお、過去に北韓の指令を受けて反政府運動を展開していた主思派出身のイ・ドンホ教授(延世大教授)は、尹大統領の弾劾以前に「李在明側が憲法裁判所裁判官に賄賂200億ウォンを渡した」と暴露した。
単純な疑惑が、事実であることが明らかになっている。李在明側の収賄事実を暴露するという脅迫に対し、保守右派裁判官3人が良心を失ってしまったことが確実視されている。
イ・ドンホ教授は、「現在の弾劾政局は与党対野党の政権闘争ではなく、背後には北韓とスパイ勢力が保守右派政権転覆を画策している」と指摘した。また、「我が両親、兄弟、子ども、孫たちを生かすために、命をかけて憲法裁の賄賂授受の事実を公開する」としている。尹大統領は昨年12・3の戒厳令宣布談話で「大韓民国は今すぐ崩壊してもおかしくない危機の状態であり、私は血を吐く心情で戒厳令を宣布することになりました」と述べた。
文在寅は、金正恩に国家機密USBを手渡し、三つの機械化師団と前方4個師団を解体する利敵罪を犯した。また、脱北者の強制送還、西海公務員被殺事件を招いた。その文在寅の背後勢力が、またしても従北左派による政権づくりに加担している。そのため金文洙労働部長官は、「共産主義者文在寅は銃殺すべきだ」と主張したことがある。安保・経済音痴である文在寅は、5年間で韓国経済を崩壊させ血税を浪費し、国家負債1000兆ウォンのうち467兆ウォンを残して国民に莫大な借金を背負わせた。
しかし、尹大統領は昨年度、史上最大の輸出額6838億ドル(1006兆)を達成した。尹大統領は、「文在寅や左派政権の反国家的な横暴から、国を救って欲しい」とする国民の要請を受けて政治の道に入った。しかし、不正選挙で国会を掌握した巨大野党による、国政マヒを呼び込んだ不正に妥協するよりは、自由大韓民国が崩壊することを遮断するために命賭けで戒厳令を宣布したのだ。
尹大統領は声明文で、「愛する国民の皆さま、これまで大韓民国のために働くことができ、大きな光栄でした。たくさん足りない私を支持し、応援してくださった皆さまに深く感謝します。皆さまのご期待にお応えできず、大変残念であり、申し訳ございません」と述べた。
尹大統領は、憲法裁判所の判決を受け止める声明は出さなかった。弾劾裁判の後は、7事件12件の犯罪容疑で五つも裁判を受けている前科4犯の李在明容疑者が拘束される番になるだろう。李在明を拘束しなければ、全国で国民蜂起が発生しかねない状況だ。歴代大統領を亡命・懲役・自死させてきた国民の粘り強い反骨気質・根性は、不義を絶対に容認せず、大爆発するだろう。
先月8日、拘置所の不法収監から52日ぶりに釈放された尹大統領は、「これから国民の皆さまとともにこの戦いを最後まで続けていきたい」と強調した。この戦いは、ただ一人の名誉のための戦いではない。大韓民国の自由・正義と、保守の再建のための闘争だ。尹大統領弾劾は今後、より健全かつ強力な、自由保守政権の再登場のチャンスに繋がる見通しだ。なお、弾劾後に尹大統領を呼び戻そうとする「ユン・アゲイン」の風が強く吹いている。自由右派陣営は、李在明を倒すための必勝戦略として、尹大統領の捲土重来を期している。若者世代の熱狂的な支持、全国の大学での時局宣言が尹大統領の再登場を促している。
一方で、次期指導者候補として金文洙長官が圧倒的な支持率を得ている。妻と兄弟が労組委員長出身であり、全教組と民主労総を作った左派の大先輩から「右向き右」に回った金文洙長官こそ、左派と右派に分かれた国民を一つにまとめられる最も望ましい次期指導者とみられている。

高永喆(コ・ヨンチョル)
拓殖大学客員教授、韓国統一振興院専任教授、元国防省分析官。著書に『国家情報戦略』(佐藤優共著、講談社)、『金正恩が脱北する日』(扶桑社)など。

2504-09-04 4面
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