LGディスプレイは2月24日、世界初の40インチ車載ディスプレイの量産を行うと発表した。ソニーグループとホンダの合弁会社のソニー・ホンダモビリティが市販する電気自動車(EV)「アフィーラ」に搭載される。
同ディスプレイは、フロントガラスの左右の柱を横断する超大型ディスプレイ。ソフトウエアを使用する割合が高くなり、画面に機能を表示するニーズを反映した。
大型化することで複数の機能を一度に操作できる。例えば、計器盤やナビゲーションのような走行情報から、空調システムの制御、音楽・映画鑑賞、ゲームなど、多様な機能を同時に表示できる。従来のディスプレイでは機能を切り替えると、画面のサイズが小さくなったり見えなくなることもあり、使い勝手が悪かった。
また、助手席の同乗者が映画を観ていても、運転席からは見えない技術も初めて商品化されている。 |