在日韓国人2世の成鍾泰・アラジンホールディングス代表取締役会長は、在日同胞の次世代教育支援機関である公益財団法人「韓国教育財団」(徐東湖理事長)に25億ウォン規模の新韓金融持株株式5万株を寄付した。
韓国教育財団は寄付を受けて「成鍾泰韓国研究所」を設立し、韓国学研究および次世代のための支援事業を行う計画としている。
先月末にソウルを訪れた成会長は「『終活』や生前に自分のできることについて悩んできた」と話した。同席した慶尚北道清道の故郷の友人、鄭在植・予備役空軍准将は、成会長を「声を出さずに社会貢献する人」とし、「韓国の後進育成のため、巨額の奨学金を寄付していながら、自慢しない人」と、その人柄を伝えている。
1933年8月生まれの成会長は、パチンコ・不動産・フィットネスクラブ運営など、事業を活発に展開してきた。それと並行して、地域社会への貢献・次世代育成のため、地道な寄付活動を展開してきた。(ソウル=李民晧)
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