静岡県熱海市の熱海梅園韓国庭園で26日、一般社団法人「日本韓食振興協会」(崔光礎会長)は、「季節のキムチ作り体験~七尾大根のカクテキ~」を実施、熱海の特産品の沢庵漬けに使用される七尾大根を用いた体験=写真に、熱海市民や観光客30人が参加した。
総合監修を務めた慎月順・元服部栄養専門学校教授からレシピ等の助言を受け、当日は在日本大韓民国民団湘南西部支部婦人会のメンバーらが講師や各テーブルでの指導にあたった。
同協会でこの企画を担当したコーディネーターの横山訓人氏は、「韓国庭園をキムチ作りの聖地とすることを目指しており、熱海の四季の食材をキムチの材料にして実施することで、当地の行事として定例化させていきたい」とした。
当日は晴天のもと、参加者たちはキムチ作りを楽しんでいる様子だった。熱海梅園では3月2日まで「第81回熱海梅園梅まつり」が開催されている。
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