ログイン 新規登録
最終更新日: 2024-05-01 13:21:33
Untitled Document
ホーム > 主張
2023年09月05日 10:04
文字サイズ 記事をメールする 印刷 ニューススクラップ
 
 
編集余話

 今年の9月1日は、例年以上に防災関連の報道が多かった気がする。10万人以上の犠牲者を出した関東大震災から100年の節目に当たるからだ▼日本で起きた自然災害としては最大の犠牲者を出した震災は、在日韓国人にとってもう一つの顔を持つ。震災後の混乱の中で起きた朝鮮人虐殺である。「朝鮮人が放火している」「朝鮮人が井戸に毒を入れた」といった流言飛語が広まり、”自警団”に殺された被害者の数は、数百とも数千ともいわれる▼その悲惨な記憶に、100年後の今でも追い打ちをかけるのが「虐殺はなかった」との主張である。当時の報道や残された証言から、殺害がなかったと否定するのは難しい。死者の数をめぐる論争も、問題の本質をとらえているとは言いがたい▼民団は各地方本部で、追悼式を開いた。どの式典も粛々と行われたという。この祈りは、9月1日が訪れるたびに繰り返されるだろう▼韓日両国は隣国であり、それゆえにさまざまな歴史を共有してきた。その歴史の交差点で起きたことは、どちらから見ていたかによって見え方が異なるのは否めない。虐殺の真相究明は続けられているが、韓日の対立につなげてはならない▼韓国の左派勢力は、虐殺問題を第2の徴用工や慰安婦問題へ拡大しようと扇動しているが、プロパガンダに踊らされることなく冷静に判断すべきだろう。韓日両国の関係を、二度とこのような悲劇が起きないように、両国民が中心となって友好的なものに育てていく以外に方策はないのである。

2023-09-06 1面
뉴스스크랩하기
主張セクション一覧へ
「パンデミック条約」反対会見開く
金永會の万葉集イヤギ 第7回
「パンデミック条約」反対を宣言
金永會の万葉集イヤギ 第8回
選挙を装った政変、第6共和国の終焉か
ブログ記事
マイナンバーそのものの廃止を
精神論〔1758年〕 第三部 第28章 北方諸民族の征服について
精神論〔1758年〕 第三部 第27章 上に確立された諸原理と諸事実との関係について
フッサール「デカルト的省察」(1931)
リベラルかネオリベか
自由統一
金正恩氏の権威強化進む
北韓が新たな韓日分断策
趙成允氏へ「木蓮章」伝授式
コラム 北韓の「スパイ天国」という惨状
北朝鮮人権映画ファーラム 福島市で開催


Copyright ⓒ OneKorea Daily News All rights reserved ONEKOREANEWS.net
会社沿革 会員規約 お問合せ お知らせ

当社は特定宗教団体とは一切関係ありません