平壌側の核先制攻撃の威嚇の下、文在寅集団が破壊した国防態勢を正常化するために、尹錫悦政府は負の遺産を払拭することに困難を極めている。主思派が主導する野党と、平壌側と連携してスパイ組織化した民労総などが安保態勢の整備を執拗に妨害している中、大規模な韓米連合訓練が5年ぶりに再開された。この安保危機に対処する尹大統領が国軍の臨戦態勢の点検に出た。尹大統領は10日、海軍士官学校の卒業式及び任官式に出席後、世宗大王艦、島山安昌浩艦、海軍特殊戦戦団などを視察した。尹大統領は潜水艦の島山安昌浩艦に乗船、SLBMの運用について報告を受けた(写真)。韓国大統領が北韓の戦略目標を打撃する海軍特殊戦戦団のUDT/SEAL部隊を訪問したのは建国後初めてだ。海軍特殊戦団は米原潜を利用して北韓内の目標に対する打撃訓練も行っている。韓米の「自由の盾」訓練と連携し、「韓米日のミサイル警報訓練」を行う方案も進められているそうだ。
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