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2021年06月30日 00:00
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【寄稿】千年後の韓日関係を見据えて(下)
江原道日本本部本部長 姜秉直

 天災地変が原因で愛する日本人が苦痛を受けてはならないと考えるので、福島放射能汚染水の処理案を提案したい。
まず、東日本大震災は日本の過ちではない。どの国でも起こりうる自然災害なのだ。日本は世界で唯一、原爆が投下された国で、今も苦しむ国民がいると聞いた。これで福島放射能汚染水を太平洋に流したら、日本国民がさらなる被害を受けることになる。世界も海の汚染を心配している。ゆえにこれは日本だけで解決する問題ではなく、国際社会アジェンダに上げるべき案件と考える。
もし宇宙人が地球を攻撃してきたら、その時は世界が力を合わせて戦うだろう。同様に、今回の場合も世界中のグローバルリーダーの知恵を集め、地球人の持つ力を総結集しなければならない。たとえば、原発汚染水を海ではなく宇宙に放つのはいかがだろうか。火星に宇宙船を送る技術があるのだから、特殊パイプを大気圏外までつなげて宇宙空間に噴出させるとか、特殊容器を作り放射能汚染水を入れて宇宙に捨てるとか、さまざまなことが可能だろう。
中国に「愚公移山」という説話がある。愚公という90歳の老人の提案で、代を重ねて家の前を塞いでいた山を移すという話だ。何事も根気よく努力を続ければ、最後には成功することのたとえに使われる。宇宙説はばかげたことに見えるかもしれないが、全世界の知恵を集め推進していけばきっと可能だ。

2021-06-30 5面
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