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2016年12月14日 09:32
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瞻星臺=編集余話

 早いもので2016年も残り半月となった。ネオンに照らされた人影が揺れながら駅に向かう。忘年会帰りなのだろう▼ところで韓国では、「忘年会」に代わって「送年会」という呼び方が一般化している。「忘」の字と響きがよろしくないらしい▼だが今年を振り返ると、「送り出したい」思い出よりも「忘れたい」できごとの方が多かった気がする。在日韓国人も、集まれば自然と、大統領をめぐる「忘れたい事件」の話題になる▼そんな年の瀬に、心温まるニュースがあった。児童相談所にランドセルを贈った「伊達直人」さんが名乗り出た。伊達直人とは漫画タイガーマスクの主人公の名で、最初に寄付をした男性は、幼少期にランドセルが買えず、つらい思いをしたという▼最初の寄付は2010年のクリスマス。メディアに報じられると、同様の動きが各地に広まった。東京韓国学校には「洪吉童」の名で文具などが贈られた。そう言われれば…と思い出す方もいらっしゃるだろう▼名乗り出た男性は「子どもたちは虐待されるために生まれてきたんじゃない。抱きしめられるために生まれてきたんだ。子どもたちは涙を流すために生まれてきたんじゃない。笑顔になるために、周りの人を笑顔にするために生まれてきたんだ」との思いを胸に、今後も活動を続けていくという▼児童虐待の件数は年々増えている。この一年、忘れたい嫌なことは誰にもあっただろうが、忘れないために何かに思いをはせる余裕を、師走にこそ見出したい。

2016-12-14 1面
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