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2016年10月26日 17:17
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瞻星臺=編集余話

 民団の創団70周年を祝う行事が盛大に行われた。70年前の人たちが当日の様子を見たら、「こんなに立派な式典を後輩たちが開くことになろうとは」と驚くに違いない。在日韓国人社会も、それをとりまく日本社会も、70年で別世界のように変わった▼想像してみる。70年前の人たちが何に驚くだろうかと。まずは、制度上の差別がほとんどなくなったことだ。日本人が抱く韓国のイメージにも腰を抜かすだろう。キムチを好んで食べ、韓国の歌やドラマを楽しむなど、1940年代には思いもよらなかっただろう▼韓国が世界有数の国家に発展していると聞いたら「嘘だろう」と笑われるかもしれない。子どもでも小さな電話を持ち運び、それを世界で一番多く作っているのが韓国の会社だと聞いたら「冗談もいい加減にしろ」と怒られるか▼一方、70年経っても変わっていないと嘆くのは何だろうか。ヘイトスピーチにみられるように、一部の日本人に根強い韓国人蔑視が残っていることだろうか。それとも、祖国がいまだに分断されたままになっていることだろうか▼70年前の彼らと同じように、今を生きる私たちが70年後の未来を見通すのは難しい。民団は今よりも成長しているか、衰退しているか。今の人口減少・組織縮小傾向が続けば、憂うべきは後者である▼70年後、在日韓国人社会がどうなっているか、私たちの誰もその目で見ることはなかろう。その点で残念だったのは、それを記憶にとどめるであろう青少年の姿がほとんどなかったことである。

2016-10-26 1面
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