ログイン 新規登録
最終更新日: 2024-11-19 12:39:03
Untitled Document
ホーム > 主張 > オピニオン
2011年06月01日 10:10
文字サイズ 記事をメールする 印刷 ニューススクラップ
 
 
もっと日本を大切に思う心を=編集余話 瞻星台

 先日、近所の日本人から「お国に帰るのですか」と尋ねられた。なんと答えていいのか分からず、無言のまま笑ってしまった▼もっとも、原発事故による放射能汚染のためか、近年日本に住みついている外国人が、我先にと日本から脱出したのは事実だ。特に外資系企業で働く社員などは、一時関西方面やソウルなどに緊急避難するくらいだった。やむをえない部分はあるだろう▼しかし、第2次世界大戦から日本に住み着いた在日韓国人にしてみれば、大地震や放射能汚染があるからといって、すぐに逃げられるところはどこにもない。日本で生まれ育った私たちは、家族や親族もおれば、日常的に働く場所もここ日本にあるのだ。国籍が違うからといって、日本を離れられないのが現状だ。そしてこれからも、地震国である日本で生きていかねばならないのが私たちだ▼隣近所の日本人の、親切さのあまりの言葉だろうが、まだまだ在日韓国人に対する認識がこの程度なのかと、寂しさを感じたのは事実だ。地域住民として日ごろの付き合いは十二分にやってきたつもりだったが、改めて足りなかったのかと感じもした▼在日韓国人が一般の日本の方から理解を得るためには、民団などが進める「地方参政権運動」のように権利獲得のための活動も必要かもしれないが、日本社会全体に貢献すべき奉仕活動や生活に密着した活動の方が重要だ。日本こそが私たちの生活基盤であり、子どもや孫たちの将来を託す国だからだ。もっと心から日本を大事に思う心が必要だ。だから、何があっても逃げることなどない。

2011-06-01 1面
뉴스스크랩하기
オピニオンセクション一覧へ
金永會の万葉集イヤギ 第30回
写真で振り返る2024年「四天王寺ワ...
李在明・共に民主党に1審有罪
北韓軍派兵に韓国は様子見モード
トランプ氏再選で変わる世界
ブログ記事
マイナンバーそのものの廃止を
精神論〔1758年〕 第三部 第28章 北方諸民族の征服について
精神論〔1758年〕 第三部 第27章 上に確立された諸原理と諸事実との関係について
フッサール「デカルト的省察」(1931)
リベラルかネオリベか
自由統一
北朝鮮人権映画祭実行委が上映とトーク
金正恩氏の権威強化進む
北韓が新たな韓日分断策
趙成允氏へ「木蓮章」伝授式
コラム 北韓の「スパイ天国」という惨状


Copyright ⓒ OneKorea Daily News All rights reserved ONEKOREANEWS.net
会社沿革 会員規約 お問合せ お知らせ

当社は特定宗教団体とは一切関係ありません