日本の尺八、中国の笛子、韓国のテグム、そしてフィリピンの竹笛バンジ。
アジア伝統の笛によって伝統の音が奏でられたあと、現代の作品が披露される。
伝統の音と現代作曲家の出会いが楽しめる。
また、西洋楽器のフルートが登場し、邦人作曲家による西洋楽器の笛の響きも。
聴衆に向けて、ジョナス・バエス氏によるプレトークと楽器のデモンストレーションと、
100名の聴衆に実際に鳥笛が手渡され、演奏会に先駆けて作品の説明が行われる。
【伝統の音】
~笛子~ (中国) 「五子」
~テグム~(韓国) 「淸聲 大葉」
~尺八~ (日本) 「静寂Ⅴ」(山本邦山作曲)
【伝統と現代の出会い】
于京君 (Julian Yu) 中国/オーストラリア 「モーツァルティーナⅡ」(初演)
~笛子・クラリネット・弦楽四重奏~
林 志宣(Jiesun Lim) 韓国 「風影」(初演)
~テグムと室内楽~
野澤 啓子(Keiko Nozawa) 日本 「星に問う」(初演)
~フルート・ソロ~
松下 功(Isao Matsushita) 日本 「風・そして竹の音に」(2006)
~尺八と弦楽四重奏~
ジョナス・バエス(Jonas Baes)フィリピン 「N/REPA" (the mimesis of spirits)」(初演)
~バンジ(Bangsi [フィリピンの竹笛]), Flute, Oboe, Clarinet
約100名の聴衆によるバンブー・ホイッスルのための~
【出演】
尺八:山本邦山(日本) テグム:洪鍾鎭(韓国) 笛子:王明君(中国) フルート:遠藤剛史(日本)
バンジ(フィリピン)ジョナス・バエス
アンサンブル東風
指揮・お話:松下 功
日時 : 3月25日(水)
会場 : 旧東京音楽学校奏楽堂 (JR上野駅公園改札口より徒歩5分)
開演 : 18:30 (開場:17:00)
入場料 : 3000円
問い合わせ ☎ 090・8501・9622
Eメール: m-isao@herb.ocn.ne.jp