与党、最高裁長官の弾劾推進へ 

金民錫代表が表明 慎重論も
日付: 2026年10月18日 13時30分

与党「共に民主党」の金民錫(キム・ミンソク)代表は16日、大法院(最高裁)の曺喜大(チョ・ヒデ)院長を弾劾するため、あらゆる方法や手続きを検討し始めたと表明した。党内の強硬派との対立が続く中、党の足並みをそろえる狙いがあるとの見方も出ている。党内には弾劾が世論の反発を招くことを懸念する声もある。

金氏は同日、党の動画配信番組「民主党TV」で、「ある時点までは弾劾の『弾』の字も口にせずに進めてきたが、今は辞任しなければならない理由を総合的に整理している」と述べた。

申賢栄(シン・ヒョンヨン)報道担当者も、釜山で開かれた党最高委員会議の後、記者団に対し、「さまざまな違法行為を整理し、どう対応するか時間をかけて議論する予定だ」と説明した。

金氏が弾劾推進の姿勢を明確にした背景には、党内対立があるとの見方が出ている。初代重大犯罪捜査庁長に金志容(キム・ジヨン)氏を指名した人事を巡り、大統領府と党内強硬派が対立したほか、新天地イエス教会の信者による党員加入疑惑について党が独自調査を行ったことも議論を呼んだ。  一方、党内では弾劾の実現性や政治的影響を懸念する声もある。曺氏による大法院判事候補の再推薦拒否や国政監査での宣誓拒否、業務推進費の横領など、党側が挙げる理由が、弾劾の要件とされる「憲法と法律の重大な違反」に当たるのか疑問視されているためだ。


閉じる