韓国軍、北韓がMDL南側に地雷埋設と最終判断

9月21日のDMZ爆発事故  地雷除去も実施
日付: 2026年10月06日 03時20分

【ソウル】韓国軍は5日、南北軍事境界線(MDL)付近の非武装地帯(DMZ)で9月21日に起きた爆発事故について、北韓がMDLの南側に埋設した地雷によるものだったと最終判断した。韓国軍は同日、事故現場周辺に埋設された北韓軍の地雷を除去する作戦を実施した。北韓によるDMZでの地雷爆発を受け、韓国軍が実質的な対応に乗り出すのは初めてとなる。

合同参謀本部のクォン・デウォン次長は5日の記者会見で、国連軍司令部との共同調査や科学的分析の結果に基づき、「北韓がMDL南側に設置した樹脂製対人地雷によって、正常な作戦を遂行していた韓国軍の将兵が重傷を負った」と説明した。

韓国軍によると、GPSを使った調査で、9月21日に2回の爆発が起きた地点と、同29日に発見された北韓軍の樹脂製対人地雷はいずれもMDLの南側にあり、MDLから南へ10数メートルの地点だったことが確認された。国連軍司令部と韓国軍は、北韓による休戦協定違反と判断した。

また、国立科学捜査研究院による分析では、負傷者の装備などからトリニトロトルエン(TNT)や熱硬化性樹脂など、北韓軍の地雷であることを示す成分が検出された。負傷者の体内から摘出された破片を、過去に臨津江で回収された北韓製の樹脂製対人地雷と比較した結果、同一のものと確認された。

さらに、事故現場にいた韓国軍兵士の証言から、地雷は地表から5~10センチ程度の深さに埋められていたことが判明した。現場で発見された別の北韓製地雷も約3センチの深さに埋設されており、韓国軍はこれらを総合して、北韓が地雷を埋設したと結論づけた。


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