【ソウル】生成AIの普及を背景に、韓国の検索・ポータル市場で利用者の動きに変化が出ている。米グーグルの対話型AI「Gemini(ジェミニ)」や米オープンAIの「ChatGPT(チャットGPT)」の利用が広がる中、韓国で高いシェアを維持してきたネイバーに対し、グーグルの利用者が増加している。
AI関連企業アイジーエー・ワークスが11日公表した資料によると、7月のグーグルアプリの月間アクティブユーザー(MAU)は4702万2854人となり、生産性アプリ部門で首位となった。ネイバーは4684万5017人で、グーグルが17万7837人上回った。
グーグルのMAUがネイバーを上回ったのは、同社が統計を開始した2021年3月以降初めて。グーグルの利用者は2024年5月に4000万人を超え、今年5月には4600万人台に増加。6月にはネイバーとの差を24万5836人まで縮め、7月に逆転した。
一方、ネイバーのMAUは2023年1月以降、4300万~4600万人台で推移しており、大きな伸びはみられない。
生成AIを組み込んだ検索サービスの普及が進む中、韓国の検索市場でも従来のポータル中心の利用形態が変化する可能性がある。