【ソウル】 29日の韓国株式市場で、総合株価指数(KOSPI)と店頭市場コスダック(KOSDAQ)の両市場で史上初めて2日連続となるサーキットブレーカー(売買一時停止)が発動された。半導体メモリーの成長性やバブル懸念を背景にパニック売りが広がり、KOSPIは一時10%以上乱高下した。先月に9000の大台を超えたKOSPIは、わずか1カ月余りで5000台まで急落した。
同日のKOSPI終値は前営業日比360.42ポイント(5.98%)安の5663.24となり、4月14日以来、約3カ月半ぶりに6000の節目を割り込んだ。終値ベースでの下落幅は過去最大を記録した。取引時間中には一時12.63%安の5262.77まで急落した後に切り返すなど、値幅は過去2番目の大きさとなる965.75ポイントに達した。コスダック指数も43.17ポイント(6.12%)安の662.58で取引を終えた。
市場の波乱を招いた背景には、主力銘柄であるSKハイニックスの業績発表がある。同社が同日発表した2026年4〜6月期決算は、売上高が前年同期比256.8%増の79兆3187億ウォン、営業利益が同557.2%増の60兆5426億ウォンと、四半期として過去最高を更新した。しかし、市場の期待値には届かず、投資家心理が冷却化した。