「在日同胞としてのアイデンティティーは最強の武器」

【投資協会講演】 ウトロの苦難を乗り越えた具良鈺弁護士
日付: 2026年06月29日 03時30分

【ソウル】627日に開かれた在日韓人本投資協会奨学生ワクショップでは、先輩が後輩に自らの経験を語る特別講演が行われた。講師を務めた具良鈺(クリャンオク)弁護士は、現在韓に居住し、韓の大手法律事務所で日本法門の弁護士として活躍している。高麗大院在中には、投資協奨学生だったもある

喪失の地で夢を抱く

京都府宇治市のウトロ出身である具弁護士の人生は、絶え間ない挑
の連だった。ウトロは、日本の植民地時代に飛行場建設のため動員された朝鮮人が暮らした集落であり、長年にわたり差別や制立ち退きの危機にさらされてきた在日同胞の苦難の史を象する場所である。

1980年代後半まで水道さえ整備されていなかった地域で育った具弁護士にとって、幼少期の貧困と差別は日常そのものだった。高校3年生だった2000年には、土地所有を巡るウトロ地明け渡し訴訟で住民側が敗訴し、住み慣れた故を失う危機に直面した。行き場を失うかもしれないという絶望の中で、住民の立場に立って身的にう弁護士たちの姿に深く心を動かされ、法曹を志すようになった。

その後、2008年に日本の司法試に合格し、翌2009年に弁護士としてみ始めた。しかし、試練はその後もいた。2009年末、極右体「在日特を許さない市民の(在特)」が母校である京都朝鮮第一初級校を襲するヘイトスピチ事件が生したのである。

具弁護士はこの事件の弁護に加わり、5年以上にわたる法廷闘争を支えた。そして最終的に勝訴を勝ち取った。在日同胞にする差別行について、なる名誉毀損ではなく、「人種差別撤廃条約」に照らして違法と認める司法判を日本で初めて勝ち取った。

在日同胞というアイデンティティは「唯一無二の武器」

具弁護士の挑はそこで終わらなかった。人問題やヘイトクライムについてさらに深く究するため米と英へ留し、近年は高麗大で法博士も取得した。現在は韓企業の日本進出や韓国内の日系企業にする法的支援を担し、多忙な日を送っている。

具弁護士は、韓ぶ在日同胞の後輩たちにし、自らのアイデンティティすのではなく、むしろ武器として生かしてほしいと語りかけた。

「自己紹介をするたびに、自分のことを一から明しなければならない。その積み重ねこそ、誰にも似のできない『さとしなやかさ』になります。」

日本で育ち、ネイティブレベルの日本語力と日本社への深い理解は、大きなになるという。そして最後に、後輩たちへ次のようなエルを送った。

「皆さんが進むべき答えは、自らのルツと初心の中にあります。皆さんは決して一人ではありません。日本というを越え、韓へ、そして韓を足掛かりに世界へ羽ばたく道が開かれています。自分の無限の可能性を信じ、希望を胸に、力く前へ進んでください。」


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