【映画】『ロビー! 4000億円を懸けた仁義なき18ホール』(韓国)

韓国の〝接待文化〟をエンタメで活写
日付: 2026年03月03日 12時35分

 韓国が誇る人気スター、ハ・ジョンウが主演・映画監督を務めた『ロビー! 4000億円を懸けた仁義なき18ホール』が全国公開中。
ハ・ジョンウにとって『いつか家族に』以来10年ぶりの監督作となる本作は、新進テック企業の若社長が人生初の接待ゴルフに挑み、倒産危機を乗り越えようとする、人生逆転”接待”エンタテインメント映画である。
技術者としては優秀でも、生き馬の目を抜くビジネス業界の掟にはからっきし疎い主人公を、ハ・ジョンウ自ら熱演している。また監督としてもデビュー作『ローラーコースター!』以来のコメディ作家としての才能をフルに発揮し、「接待ゴルフあるある」を描写した。
韓国では長年、接待文化・贈答文化が社会の隅々に浸透し汚職の温床となっていた。また進学や就職などでも保護者から教職員などへの接待・贈答が頻繁に行われ、社会問題化していた。このような接待文化を根絶して社会の透明性を高めることを目的に2016年に制定されたのが、「不正請託および金品などの授受の禁止に関する法律」、いわゆる「キム・ヨンラン法」(金英蘭法)で、公職者らへの飲食接待費の上限額を厳しく規制し、韓国の接待文化を大きく変えたとされる。
同映画は、良い製品を作れば売れるとの信念で、接待をして来なかった主人公が、会社の経営危機に際して、自らの禁を破って接待ゴルフに挑む姿を、「キム・ヨンラン法」を交えてコメディータッチに描いた。
小規模テック企業の代表チャンウク(ハ・ジョンウ)は、倒産の危機から逃れるべく決死のロビー活動を開始。筋金入りの売り込みベタというハンデを背負いつつ、4兆㌆級の国策事業に食い込むため、人生初の接待ゴルフ作戦に挑んだ。標的は入札決定権を握るチェ室長(キム・ウィソン)。
彼の”推し”である若きプロゴルファーのセビン(カン・へリム)も招き、運命の作戦当日を迎えるチャンウクだったが、そこにライバル会社の社長や、室長の上司であり妻でもある長官らも居合わせ、現場は大混乱となる。はたしてチャンウクは夢の契約を勝ち取れるのか…。
公開=2月21日から東京・シネマート新宿ほか全国順次公開中。
公式HP=https://lobby-movie.jp/

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