日本企業のうち99%を占める非上場会社は、その大部分がオーナー会社となっている。オーナー経営者がいずれどこかのタイミングで迎えるべきEXIT(出口)に向けて、どういった会社経営をしていくべきか、またより一層の成長に向かうために必要なものは何なのかといった観点から、4種類に分類し、それぞれに提言をしている。
1つ目は1人会社や零細企業。社長一代限りでリタイアがイコール廃業であり、「廃業EXIT」としている。次に代々続く家業を営むファミリー企業。後継者への円滑な事業継承が目指すべきEXITとなる。3つ目がM&A(合併・買収)やIPO(新規株式公開)を目的とした会社。
最後の4つ目が著者が最も主張したい部分であり、漫然と存続する「クラゲ企業」としている。ふわふわとただ何となく経営してきても、いずれはEXITを自らの意思で決断する時が来る。現状維持ながら安定したクラゲ企業であっても、何が起こるか先のことは分からない。このため不要不急ながら3つの処方箋を提言した。
オーナー経営者が自らの人生の終わりをハッピーな「成仏EXIT」できるよう願いを込めている。
シチズンシップ刊
定価=2200円(税別)