編集余話

日付: 2026年02月17日 10時33分

 ミラノ・コルティナ冬季五輪で、韓国スノーボード界に新たな歴史が刻まれた。スノーボード女子ハーフパイプ決勝で、チェ・ガオンが金メダルを獲得。これは韓国冬季五輪の雪上種目史上初の金メダルで、大会全体を通じても韓国初の金メダルとなった▼チェ・ガオンは2008年11月生まれで、満17歳3カ月。この金メダルにより、クロエ・キムが18年平昌五輪で樹立した同種目最年少金メダル記録(17歳10カ月)を更新する快挙も達成▼13日未明の決勝。1回目でボードがパイプ壁に引っかかり転倒。右膝、腰、頭部を強打し、脚に力が入らず立ち上がれないほどの衝撃を受けた。一時は棄権の危機に陥ったが、気力を振り絞り、2回目も転倒しながらも最終3回目に挑んだ。そこで5種類の難易度の高いジャンプを完璧に決め、11位から一気に首位へ▼痛みに耐え、転んでも立ち上がる17歳の姿に、世界中の観客が深い感動を覚えたはずだ。ハーフパイプは3本中最高得点で順位が決まるため、逆転劇が起きやすい競技だが、彼女の物語はまさに五輪史に残る大逆転だった▼今大会では10代の若手が目覚ましい活躍を見せている。ショートトラック男子1000メートルで19歳のイム・ジョンオンが銅メダル、女子ビッグエアで18歳のユ・スンウンが銅メダルを獲得。3人とも過去の重傷を乗り越えた共通点を持つ▼旧正月の時期に重なるこの五輪。家族揃ってテレビの前で、韓国スポーツの未来を明るく照らす若手選手たちを応援するのは、格別な団らんになるだろう。


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