駐日韓国文化院で作家トーク

タテスク漫画展の初日に開催
日付: 2026年02月03日 12時42分

 世界中でヒットしたNetflixドラマの原作『地獄』。作者のチェ・ギュソクさんを招いたトークショーが1月30日、都内の駐日韓国文化院2階ハンマダンホールで開催、約100人が集まった。
韓国発の縦スクロール漫画が世界を席巻している昨今、チェさんはその普及の裏側にある「作家の苦悩」と「適応」について言及、「常に『面白さ』の限界を更新し続けなければならない過酷な環境だが、それが今の躍動感を生んでいる」と語った。
代表作『地獄』は、死の告知を受けるという超自然的な現象を通じ、人間の集団心理や信仰、葛藤を描き出す。チェさんは、「以前は論理的で現実的な社会問題を描いていた。一度そこから離れ、あえて非現実的な設定の中に人間を放り込んだらどうなるかを試したかった」としている。
チェさんは締めくくりのあいさつで、「韓国と日本では漫画を読むという行為が日常にありふれているが、他の外国ではそうではない。私たちが漫画を読まなくなれば、その文化が世界から消えてしまう。私たちが関心を持ち続けることで文化を途絶えさせない使命を担っていると感じて欲しい」とした。
表現の形が紙からスマホへと変わっても、物語を通じて互いの心に触れるという本質は変わらない。『地獄』ほか、多数の作品の世界観が味わえる展示〈縦に読む物語‥KWEBTWOON展〉は同院1階ギャラリーーMIにて、28日まで開催している。

1月30日、〈縦に読む物語:K-WENBTWOON展〉トークショーで熱弁を揮ったチェ・ギュソクさん㊥(写真=韓国コンテンツ振興院)


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