日韓親善協会中央会「2026年新年賀詞交換会」開く

日付: 2026年01月28日 15時09分

 日韓親善協会中央会(河村建夫会長)は千代田区のKKRホテル東京で28日、「2026年新年賀詞交換会」を開催、韓日の政財界関係者ら約100人が出席した。
河村会長は主催者あいさつの中で、昨年5月に関西・大阪万博の韓国ナショナルデーに合わせ開催した「日韓友好親善の集い・大阪大会」に全国から700人が集まった成功を振り返り、「日韓が共同して世界の課題に応えていかなければならない。国民の力を結集し、この流れをさらに高めたい」と力を込めた。
続いて、沈允肇・韓日親善協会中央会理事長が登壇。昨年の活発な韓日首脳シャトル外交を高く評価しつつ、「1000万人を超えた人的交流が生み出した時代の潮流がある。今は世論が政府の政策を左右する時代。親善協会の役割をさらに拡充していくことが何より大事」とし、民間レベルの韓日交流の重要性を強調した。
また、李赫・駐日本国大韓民国大使館特命全権大使は、約2週間前の奈良で執り行われた首脳会談の和やかな雰囲気を報告、「揺るぎない韓日関係をさらに発展させるため尽力したい」と決意を語った。李大使は約4カ月前の就任当初から、日韓親善協会中央会の名誉顧問に就任している。
引き続き、大塚建吾・外務省アジア大洋州局参事官、金利中・在日本大韓民国民団中央本部団長、中山喜昭・日韓経済協会常務理事が来賓祝辞を述べた。金光一・日韓親善協会中央会名誉顧問が乾杯の発声を行った後で、会場は懇談の場に移った。
今回の賀詞交歓会で会場を温かく包んだのは、次世代を担う若者による活動報告だった。昨年7月、日韓親善協会の制度を利用して5日間の韓国派遣に参加した、栃木県の作新学院高等学校の韮澤麗奈さんと尾村美歌さんが登壇、韓国滞在時の交流や、今日までの関係持続について語った。
韮澤さんは、実際に韓国の史跡を訪れてみて、「視点によって歴史の見え方が変わることに気づいた」とし、「訪問前の自分とは違う自分になって帰ってくることができた」などと感慨を述べた。尾村さんは、現地での伝統文化体験、YGエンターテインメントでのダンスレッスンなど多角的な交流を回想、「現地で出会えた友人と今もSNSで連絡を取り合っており、正月には私が韓国語で、相手は日本語で〝おめでとう〟と送り合った」と話し、草の根の友情が今も続いていることを報告した。


賀詞交換会で笑顔を見せる(右から)河村建夫・日韓親善協会中央会会長、作新学院高校の韮澤麗奈さん、尾村美歌さん、沈允肇・韓日親善協会中央会理事長=28日、東京・千代田区

 


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