自由貿易の終焉と力の論理の台頭

ワシントンが目指す韓半島政策は
日付: 2026年01月27日 09時48分

 ワシントンは、もはや理念と価値、体制と同盟などを語らない、米国は国際秩序を管理するビジョンや戦略を放棄し、自国の利益にのみ没頭する、ワシントンは、イスラエル以外にはどの国も同盟として対処しない、ワシントンは韓国の先端産業を米国に移転するよう強要している。西半球を自国の属州と宣言したトランプ大統領は、戦略的自律性を求めるカナダ首相が中国との関係強化を宣言するや無慈悲な報復を宣言した。ところで、米国が準備している戦争の目標と相手は誰なのか。

 米国は正当性を放棄し、力に依存している。トランプ大統領は、自由貿易の時代の終わりを宣言、自国が作った国連とその秩序を否定、解体している。ワシントンのラトニック商務長官は、他国に国富を捧げるよう平気で強要、台湾にTSMC工場の米国移転を強要した。
ラトニックは、韓国に先端半導体やバッテリー工場などを移転しなければ100%関税を賦課すると言った。ワシントンの行動は、他国の国富と雇用と未来を奪い、他国の希望を踏みつけ破壊することだ。韓国は他国に国富を奪われ、主権を明け渡すため血を流して国家を建設してきたわけではない。
トランプ政権は国連体制を作った米国がこれまでの体制を解体、弱肉強食の世界を宣言したと思える。高市早苗首相が、衆議院を解散(23日)した。日本は米国とどのような関係に持っていくのか。過去60年以上の韓・日・米の連帯は守られるのか。すでに理念と価値など語らない米国に強要される韓・日・米の共助が望ましいものか。いや可能なものなのか。
トランプ大統領は、自分が宣言した西半球に対する覇権と支配を拒否したカナダを激しく非難、脅している。カナダの「戦略的自律性確保」を望むカーニー首相が訪中(16日)し、中国と「戦略的同伴者」を宣言するや、極端に反発している。カナダが中国の迂回輸出経路になるとし、100%関税賦課で脅かしている。しかし、トランプ政権の関税武器化はブーメランになって、米国民と米国経済を苦しめている。
ノルウェー首相に手紙まで送りながらノーベル平和賞への執念を表し、平和を掲げてきたトランプ大統領が、議会の承認なしに戦争を目論んでいる。トランプ大統領が戦争を望み準備していることは疑いの余地がない。彼は来年の国防費の大幅増額を求めている。直ぐにもイラン攻撃を準備し始めそうだ。空母戦団がイランに向かっている。米国とイスラエルがイランを攻撃するのは、国際エネルギー需給秩序に対する攻撃だ。国際石油価格を攻撃して破壊と不安定を追求している。
習近平主席の権力が一層強固化した。習近平が主宰する閣僚級の教育会議(20日)に4人の政治局委員が参加しなかった。軍事委員会の副主席の張又侠、党中央組織部長、参謀総長も参席しなかった。張又侠は、家族全員が逮捕されたという。張又侠と劉振立は中国国防部の公式発表(24日)では厳重な規律を破ったという。
米国がイラン攻撃を準備するや中国はイランに対する軍事支援に出た。米国は中国との総体的な国力競争で勝利できない状況だ。中国が米国に敗北する唯一の条件は、腐敗による国家運営方向の喪失である。米国は、物理的な国力に加えてグローバルネットワークを構成したことで、覇権国として世界への影響力を行使することができた。だが、トランプは米国のグローバルネットワークを破壊している。ワシントンの今の路線が果たして米国のためになるだろうか。
イスラエルはなぜ戦争を望むのか。イランとイスラエルが戦えば、西エルサレムは滅び兼ねない。イランは米国とイスラエルに警告した。なぜイスラエル人はなぜアルゼンチンのパタゴニアに火をつけたのか。
(洪熒)

 

 

 

 

 

 


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