2025在外同胞の現況

在日同胞96万人の背景を分析
日付: 2026年01月20日 16時05分

 在外同胞庁(金炅俠庁長)が昨年12月末日に公表した「2025在外同胞現況」によると、24年12月31日時点での世界181カ国に居住または滞在する在外同胞の総数が700万6703人であったと算出された。
2年前の22年末(708万1510人)と比べ、1・06%(7万4807人)減少した数値となっている。全体の規模としては前回の調査より小幅に減少した半面、在日同胞数は統計基準の見直しにより20%近く増加された。
今回の統計で最も注目される変化は、在日同胞数の急増だ。在日同胞は96万970人と集計され、前回統計比19・80%(15万8852人)増加した。日本国内の国際結婚家庭の子ども達の人数が今回の統計から加算され、これまで未集計であった人口の加算が主な要因とされている。
在外同胞庁は今回の調査から、日本で出生した国際結婚家庭の子息女を在外同胞の範囲に含めた。これにより、従来の統計から除かれていた人数が加算され、在日同胞数が実態に近づいた一方、在中同胞数は減少傾向を示している。
中国に居住する在外同胞は184万8241人で、前回統計比12・39%(26万1486人)減少した。中国国内の経済環境を背景に、韓国への帰還や第三国への移住が増加したことが主因とされる。
在米同胞数は、人口センサス調査の未参加率が従来の26%から15%に調整された影響で、1・49%減少し、255万7047人となった。ロシアおよびCIS地域も、ウクライナ戦争の影響により2・45%減少した。
国籍別では在外国民(韓国国籍者)が240万2026人、外国籍同胞が460万4677人だった。滞在資格別では、留学生が3・29%、永住権者が1・37%増加した一方、一般滞在者は6・57%減少した。
国別の在外同胞規模は、米国(255万7000人)が最も多く、次いで中国(184万8000人)、日本(96万人)、カナダ(26万3000人)、ベトナム(19万2000人)の順だった。
在外同胞庁は、統計の信頼性向上を目的に、在外同胞および統計の専門家が参加する「在外同胞現況統計委員会」を初めて設置し、検証手続きを経たと説明した。(ソウル=李民晧)

最新の「在外同胞現況」では在日同胞総数が増加


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