駐日本国大韓民国大使館(李赫特命全権大使)で11日に行われた「2026在日韓国人成人式」を中心に、各地の民団地方本部や傘下団体では、成人を迎えた在日同胞青年らの新たな門出を祝う式典を開催している。
韓国のルーツ胸に
駐日韓国大使館と在日本大韓民国民団東京本部(呉永錫団長)は港区の韓国大使館で11日、「2026在日韓国人成人式」を共催、成人を迎えた在日同胞42人とその保護者、関係者ら約120人が会場に集まった。会場には東京に拠点を置く在日同胞団体の各首長らが参席、新成人の門出を祝った。
11日、都内の駐日韓国大使館で行われた「2026在日韓国人成人式」に新成人42人が出席、新たな門出を関係者らが祝福した
新成人に送るメッセージの中で李赫・駐日韓国大使館特命全権大使は、「成人とは、自分の行動に全ての責任を負う時期を迎えたということ」とし、これまで両親や教員をはじめとする保護者のもと庇護されてきた時期とこれからでは異なる人間関係を迎えていくことになる点を強調、また保護者たちにこれまで新成人たちの成長を守ってきたことへの感謝を伝えた。また、「ただ地位や名声を求めるのではなく、自分の才能を活かせる分野で第一人者になるということが持つべき大きな夢」と語りかけ、在日同胞として韓国にルーツを持つ点については「グローバル時代の大きな資産」と定義、新成人たちに温かなエールを送った。
続いて呉団長は、先人の献身を背景とした歴史の継承を説き、青年会活動への参加などを呼びかけた。
新成人代表のパク・イェリンさんは、「在日同胞の歩みを学び、友好の架け橋となるよう努力したい」と答辞を述べた。
◇
民団大阪府本部主催、青年会大阪本部・学生会大阪本部主管、駐大阪総領事館・在外同胞財団後援の成人式が同日、大阪韓国人会館で行われ、20歳の新成人40人余が祝福された。
11日、大阪韓国人会館で行われた「2026在大阪韓国人成人式」に参席した40人の新成人同胞たち
金明弘・民団大阪府本部団長は、「AI時代の今日ではあるが、皆さんは、困難な時代を耐え抜き、民族精神を忘れずに生き抜いてきたハラボジ、ハルモニや両親のもとで成人となった。民族心を忘れずに、自分のルーツが韓国にあるということを大切にしてほしい。今後の活躍に期待している」と祝福した。
大阪府知事や大阪市長、大阪韓国商工会議所会長、婦人会大阪本部会長、青年会大阪本部会長らも祝辞を寄せた。新成人に記念品が贈呈され、新成人代表が、父母への感謝と成人の決意を述べた。新成人交流会では、青年会・学生会の紹介があり、抽選会や記念写真の撮影もあった。(大阪=韓登)
◇
民団神奈川県本部(李富鉄団長)・神奈川韓国商工会議所(河泳達会長)・横浜幸銀信用組合(呉龍夫理事長)が共催し10日、横浜市のローズホテル横浜で「2026年神奈川県韓国人合同新年会」を開催、関係者約150人が集まった。新成人は13人が参加、昨年の9人に比べ人数が増えた。全員が登壇し記念撮影を行い、記念品を受け取った。
10日、「神奈川県韓国人合同新年会」で祝福された新成人たち