NPO法人「在日コリアン高齢者支援センター・サンボラム」(高敬一理事長)11月19日、キムジャンを6年ぶりに開催した。
サンボラムは生きがいの意味で、高齢者に「今が幸せ」と感じてもらうことをモットーにしている。この日のキムジャンには入所者ら約20人が参加、高理事長は、「コロナ禍で長らくキムジャンを実施できなかったが、コロナ禍もあけて久しぶりに実施できることになった。今日は、昼食で食べるキムチを作るので、おいしいキムチが漬けられるよう頑張って欲しい」と主催者あいさつを行った。
テーブル3つが用意され、入所の高齢者がそれぞれ取り囲み、刻み大根やニラをヤンニョムに混ぜ込み、最後に塩漬けの白菜に練り込むという作業だった。作業中に、途中で食べない、持ち帰りはなし、ゆっくりやるという3点が注意され笑いを誘うなか、和気あいあいとキムジャンが進行した。(大阪=韓登)
11月19日、大阪のNPO法人「サンボラム」でキムジャンを行う