尹大統領弾劾の核心証拠と証言は捏造

不義の法は自然法で打倒せねば
日付: 2025年11月26日 09時28分

 「不義が法になるとき抵抗は義務になる」。

尹錫悦前大統領に対する内乱容疑は、刑事裁判の証拠調査と証人訊問を通じて公捜処、検察、特検の違法行為と虚偽、捏造証拠と証言が続々と暴露されている。弾劾の決定的証拠として採択された「洪壯源(国情院の前1次長)のメモ」と郭種根特殊戦司令官の証言が操作、虚偽だったことが確認された。韓悳洙元国務総理も、憲法裁判所で偽証したことを自白した。つまり内乱フレームを作った勢力が内乱勢力であることが明らかになった。

 尹前大統領に対する内乱裁判が進行し、1年前の非常戒厳令の実体が明らかになっている。
既得権のレガシーメディアらは李在明犯罪政権の全体主義暴圧体制に沈黙してきたが、内乱裁判がテレビ中継でリアルタイムに公開されると、不義の権力が国民の基本権を蹂躙し悪法(実定法)を量産し「司法」の名を借りて、自由民主体制を守護する国民を弾圧する実態が明るみに出た。
検察と裁判部の横暴を目撃した国民は、無道な政権が警察など物理的暴力と実定法という悪法を道具として常識と正義を否定するのをこれ以上放置できない。主権者の国民が悪党ら卑怯な司法府を自然法をもって断罪せざるを得ない。
洪壯源と郭種根の証拠と証言が虚偽・捏造であることが確認された。洪壯源は尹大統領の指示を書いたという最初のメモはなく、最初のメモとして憲裁に提出した意味不明のイメージはインターネットで見つけたものをダウンロードしたものと白状し、法廷や全国民を愕然させた。自分の「メモ」を書き直したという補佐官の名前も言わず、彼の証言は全く信じられなくなった。精神状態の鑑定が必要な状況だ。
自身の主張や証言を変え続けてきた郭種根特殊戦司令官の場合、尹大統領の命令で部下に国会進入を命じたと主張したが、刑事裁判で証人訊問を通じて彼が尹大統領と通話したのは部下たちに国会進入を指示した後であったことが明らかになった。
刑事裁判を通じて内乱容疑の犯罪が確定されていない状態で、憲法裁判所は致命的な虚偽の証拠と偽証を確認もせず、尹大統領を弾劾したのだ。
金龍顯前国防長官、韓悳洙元国務総理などに対する内乱関連裁判でも検察は、彼らが一方的に操作(捏造)した調書を証拠として採択してほしいと要求、一部の裁判部は厳密な証拠調査と証人尋問をせず、「内乱犯」として予断して裁判を進めている。
李珍官ソウル中央地法部長判事は19日、韓悳洙元国務総理に対する内乱幇助容疑の裁判で証人として出廷した金龍顯前国防長官の弁護人である李夏祥、權祐鉉弁護士に監置15日を宣告した。身元が特定されていない人を収監できないとして弁護人2人はすぐ釈放されたが、李珍官判事は身元を特定した後、再び監置裁判をするという。
金龍顯前国防長官の弁護人団は、高位公職者犯罪捜査処(公捜処)に李部長判事を職権乱用・権利行使妨害容疑と不法監禁容疑で告訴・告発した。
弁護人団は、「適法に入廷した弁護人に法にない事由で退廷を命じ、異議申し立て自体を”監置”で膺懲したことは、恣意的な暴力であり、職権濫用」と主張した。それと共に李部長判事が「法治国家の裁判官が守るべき線を超えた」と主張した。
ところが、大法院傘下の法院行政処は25日、公知を通じて千大燁法院行政処長の名義で金前長官の法律代理人の李夏祥、權祐鉉弁護士を法廷侮辱および名誉毀損の疑いで瑞草警察署に告発したと発表した。法院行政処は、法曹人としての品位と責任を捨てた行為だけでなく、司法権と司法秩序全体に対する重大な不正行為だと強調した。これまで弾劾審判に対する異議提起、タブレット裁判、不正選挙裁判、李在明裁判など、数多くの裁判で不正・不義を起こしてきた司法府が弁護人たちの正当な行動を断罪するとは言語道斷だ。
趙垠〓内乱特検は25日、金建希特検を押収捜索した。国家機関間では必要な情報を共有する仕組みがあるのに、この過程を経ず、味方の特検を押収捜索するのはコメディだ。国民の視線をそらそうとする作戦だ。
李在明政権の与党が「大庄洞控訴放棄解明を要求」した検事長18人を警察に告発した19日、大庄洞1審判決への控訴を放棄させた大檢の反腐敗部長の朴チョルウがソウル中央地検長に任命された。公捜処は20日、尹大統領内乱事件裁判を公正に進行する池貴然部長判事を押収捜索した。

 

 


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