5月22日にボラメ公園で開幕した「2025ソウル国際庭園博覧会」=写真=が、10月26日までに累計観覧客数1000万人を突破し、過去最高の記録を樹立した。前年の780万人を20%以上、上回った。
博覧会を機に、ボラメ公園は新たな観光名所として急浮上。来場者数は2・6倍に増え、かつては60代以上に偏っていた観覧層が全世代に広がった。
地域経済の活性化効果も大きかった。ソウル市データ戦略課と新韓カードの分析によると、会場周辺の商圏におけるカード売上は前年同期比238%まで急増。公園内の「ガーデンマーケット」も9月時点で21億5000万ウォンの売上を記録し、中小事業者の販路拡大に貢献した。
ソウル市は市民の高い関心を受け、会期を11月2日まで延長。終了後も111カ所の庭園を常時開放する予定だ。 (ソウル=李民晧)