ソウル市の雲龍歴史文化図書館・雲龍歴史フォーラム(イ・ミョンウ会長)と周囲の一帯で18・19日の2日間にわたり、在日韓国人3世の大山徳さん企画・主催の行事「第2回ニッポン通信使」を開催。街行く人々や会場を訪れた約1000人がイベントを楽しんだ。
日本の伝統衣装を身にまとった行列がソウルを練り歩き、書芸を披露する。日本の伝統文化を韓国の人々に体験してもらいたいというのが行事の趣旨。
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広島県呉市の下蒲刈町市民センターと周囲の一帯で19日、公益財団法人「蘭島文化振興財団」(海生泰定理事長)は朝鮮通信使行列保存会・中国新聞社と共催で「第23回朝鮮通信使再現行列」を開催。当日は再現行列に287人が参加、5000人が来場して会場は大盛り上がりとなった。
駐広島大韓民国総領事館(姜鎬曾総領事)や、民団広島県本部(金基成団長)が例年、開催のサポートを行っており、市を上げての一大イベントとして江戸時代の行事を今日に再現しているという。
㊤18日、「ニッポン通信使」イベントの参加者たち(雲龍歴史文化図書館提供)
㊦広島の通信使再現行列のもよう(蘭島文化歴史財団提供)