最先端のバイオ技術や再生医療を手掛ける企業・団体の展示会が8~10日、横浜市内で開かれた。韓国企業は、サムスンバイオロジクス、ロッテバイオロジクスのほか、KOSDAQ上場のオルガノイドサイエンシズなどが出展した。
9日には韓国医薬品開発基金(KDDF)がセミナーを開催。KDDFの具体的な取り組みとして、世界の投資家とつながるショーケース、シンポジウムの開催などの事例を紹介した。
KDDFは3省庁から資金提供を受ける政府機関。医学会と製薬業界に対し、医薬品開発に必要な資金と支援を提供することを目的としている。
2030年までに20億ドル(約3000億円)を投じて、1234件のプロジェクトを助成。韓国のバイオ医薬品技術と医薬品開発のための技術革新を促していく。