西欧中心の国際秩序が終わることへの絶望感から、西欧が世界大戦へ走る。すでにロシアとの戦争のため再武装を宣言した西欧が、中国との対決も考えている。
トランプ大統領はゼレンスキーがロシアを攻撃できるトマホークを与えると言った。トマホークは米軍が運用せねばならない。
国防部を戦争部に変え戦争態勢を整えるよう指示したトランプ大統領が最初に攻撃する国はどこだろう。米国はイランとベネズエラへの軍事行動を準備している。
これまで核武装を公式に認めていなかったイスラエルが核兵器の潜水艦発射態勢を公開した。イスラエルの宿主となった米国は、イスラエルのイラン攻撃を支援・加担するはずだ。イランも人工国家のイスラエルを消す能力がある。
この状況で米国が中国に対して100%関税や中国船舶に対する入港料賦課などを宣言した。中国も直ちに対応措置を取った。特に軍事目的に使われる希土類輸出を統制(禁止)した。中国産希土類がなければ米国は先端武器生産が不可能だ。米国は中国を排除しての供給網が維持できない。中国は以前から戦争物資を備蓄してきた。ホルムズ海峽が封鎖されても、中国は大きな打撃を受けない。残りの世界、特に「米国の同盟国」たちが混乱に陥るだけだ。それでも米国はイランを攻撃するだろう。