日本での認知度向上を

CJフーズ 期間限定店に行列
日付: 2025年10月07日 12時09分

 韓国大手食品メーカー、CJ第一製糖の日本法人、CJフーズジャパンは、2日から12月24日まで、東京都港区西新橋で期間限定店舗「セブンティーンマーケット」をオープンした。同社商品の販促キャンペーンを務める男性グループのSEVENTEEN(セブンティーン)を前面に押し出し、若い女性を中心とした日本の消費者に対して商品の認知度を高めている。
セブンティーンマーケットは、もともと同社本社の1階に常設している商品販売店舗をリニューアルしたもの。
セブンティーンのメンバーの写真が入った商品模型と一緒に写真を撮れるフォトスポットや、来場者がメッセージカードを張り付けるボードなど、「推し活」的要素を取り入れている。また商品を購入できるほか、同社商品などを使用したランチやディナーメニューをイートインスペースで楽しむことができる。
同社はインスタント食品ブランド「bibigo(ビビゴ)」、果実酢ブランド「美酢」、調味料ブランド「ダシダ」などを販売している。とくに冷凍餃子の「王マンドゥ」シリーズは、2024年度には前年度比20%の売上げ増を果たしている人気商品となっている。
商品を4000円分以上購入すると、セブンティーンメンバーの12枚1組の非売品写真セットが贈呈される。
2日にはオープン前から50人以上が店舗前に列をつくり、初日だけで500人超が来店した。

大勢の買い物客でにぎわうCJフーズジャパンの「セブンティーンマーケット」=2日、東京都港区西新橋


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