在日本大韓民国婦人会大阪府地方本部(朴米子会長)のオモニコーラス部が9月26日、大阪・関西万博に出場、ポップアップステージでハーモニーを披露した。特別ゲストとしてルカス(サックス)、呂英華(チャング)、金連淑(民謡)の各氏が招かれ舞台に華を添えた。出場時に次のように紹介された。
「1991年に発足した〝オモニコーラス〟は、韓国歌謡曲や民謡を通じて、韓日交流の懸け橋となることを目指して活動してきた合唱団。35年にわたり地道な練習と情熱を積み重ね、現在では25人を超える会員が在籍、さまざまな舞台でその歌声を届けてきた。創立当初の原点に立ち返り、母のようなあたたかさと、韓日両国への深い想いを込めて、ご静聴くださる皆さまの心に静かに、そして深く届くような合唱をお届けする」。
全5~6曲のプログラムでは、韓日それぞれの代表的な楽曲を織り交ぜながら、伝統民謡から郷愁誘うバラードまで、会場に美声が響いた。(大阪=韓登)
万博会場を盛り上げたオモニコーラス(婦人会大阪府本部提供)