韓国へ投資呼び掛け

李大統領 NY証取投資サミット
日付: 2025年09月30日 12時28分

 国連総会出席のため渡米した李在明大統領は9月25日(現地時間)、ニューヨーク証券取引所で開かれた韓国経済説明会「大韓民国投資サミット」で金融関係者らに「南北の軍事的対峙による不安定性のため、韓国が低く評価される問題がある」とし、「新政権はこうした地政学的リスクを確実に解消していく」と述べ、韓国市場への投資を呼び掛けた。
李大統領はトランプ米大統領に「北韓は体制維持のために必要な核兵器を既に十分確保したとみられ、放置すれば毎年約15~20発の核爆弾が増えるだろう」という話をしたと述べた。
続けて「懸念される点は北韓がこれを輸出する可能性が高いことだ。短期的にはこれらを中止させ、中期的には核軍縮を、長期的には非核化を推進することを提案した」と説明した。
その上で「韓国は圧倒的な国防力、経済力を備えている。政府も安全保障問題に肯定的な立場を取っているため、軍事的問題はカントリーリスクとは言い難い」と表明した。
李大統領は閉会後、フェイスブックに「ニューヨーク証券取引所が投資家の利便性を高め消費者保護を強化してきたように、私たちもグローバル投資家の投資環境を整備し、資本市場の信頼度を高めることに努める」と記載した。


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