国家情報資源管理院が火災

自己か意図的工作か
日付: 2025年09月30日 10時26分

 韓国が世界に誇るデジタル政府機能が一瞬で麻痺する、パニック映画でしかあり得ない、猟奇的な悪夢が起きた。国連訪問を終えた李在明が専用機で城南のソウル空港に到着(9月26日の午後8時49分)する直前、大田に所在する国家情報資源管理院(以下「国情資院」)で火災が発生、政府と全国民の日常を支える国家のデジタルインフラが一瞬で麻痺した。
「国情資院」の発表によれば、火災は26日午後8時15分頃「国情資院」本院の5階第7電算室の無停電電源装置(UPS)のバッテリーを交換中、リチウムイオンバッテリーが爆発し発生したという。電算室にはサーバとUPSが一緒にあったため、もしバッテリーが発火したら電算装備に大きな被害が避けられないため、段階的に隔離していたという。「国情資院」の大田本院には2~5階に647個の政府業務システムがあり、火災で全て運営が止まった。火災で焼失したシステムには、事もあろうに、(不正)選挙管理サーバや事前投票に使用された郵便局サーバが含まれたという。
消防当局は、出火したバッテリーと国家ネットワーク網のサーバとの間隔はわずか60センチ、サーバとサーバの間隔も1・2センチだったため火災鎮圧が困難だった。
政府システムの麻痺で、住民登録、不動産、税金、自動車、犯罪記録など国民生活の根幹のデータへのアクセスが遮断された。政府は火事を「偶発的事故」と規定するが、バックアップシステムも機能しなかった状況などから故意の破壊と見る専門家も少なくない。中国人の団体観光客ビザ無し入国(9月29日から)と重なり、スパイ法制定に反対してきた李在明親中政権に対する国民の不安・不信が高まっている。ところが、政府はなぜか背後調査に微温的だ。


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