金正恩、核保有国地位を要求

韓露関係の発展覚悟
日付: 2025年09月24日 10時10分

 李在明が安保理議長資格で国連総会の演説で、「END」つまり「交流、関係正常化、非核化」を中心に包括的な対話で韓半島の敵対と対決の時代を終息しようと提案した。
この原則をもとに、南北間の不要な軍事的緊張と敵対行為の悪循環を断ち切ろうと強調、就任直後、対北ビラ散布や対北放送中断などの措置をとったのもそのためだと言った。李在明は、韓国政府は今後、南北間の軍事的緊張緩和と信頼回復の道を一貫して模索し、いかなる形態の吸収統一も追求せず、一切の敵対行為をしないと約束した。ところが、金正恩は李在明の国連演説に先立ち、国際社会に向けて彼らが核保有国であることを認めるよう要求した。金正恩は最高人民会議の演説(21日)を通じて、「非核化」の概念はすでに意味を喪失しており、彼らが核保有国になったのは、国家の生存か死滅かの分かれ道でとったやむを得ない選択だったと強調した。また、完全に相いれない二つの実体の統一は、結局一つがなくならずには成立できないため、統一は不要だと宣言した。
金正恩は、核保有はいかなる場合でも変化することができない神聖で絶対的なもので、北韓の最高法に明記したため、「非核化」はもはや絶対にあり得ないと宣言した。金正恩は核を放棄させ武装解除させた後、米国が何をするかは世界中がすでによく知っている。敵対勢力の制裁は我々をもっと強くする学習効果を与え、制裁解除に執着して交渉などは今後も永遠にないと繰り返し確認した。
金正恩は、もし北朝鮮の戦争抑制力の第1使命が失われたときは、抑制力の第2使命、つまり韓国とその同盟(米、日)の軍事組織や下部構造まで破壊すると脅した。
平壤側が韓半島の「二国家」を宣言したのは、韓国がロシアとの関係を発展させても北側は気にしないという意味だ。


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