サッカー通じ韓日交流

仁川中区と成田市
日付: 2025年09月17日 10時35分

 韓国の仁川広域市中区と千葉県成田市は、1998年9月21日に「友好交流推進協議合意書」を調印。翌99年から、地域同士のサッカーを通じた韓日青少年交流が四半世紀近く続いているという。
8月29日、曺南國監督率いる仁川中区FC幼少年蹴球団から選手16人と保護者19人が来日、成田市の重兵衛サッカーフィールド中台を舞台に、内野圭介監督率いる成田フットボールクラブの夏の恒例行事「NFCサマーフェス2025」に参加した。日本側は、クラブに所属する選手80人、保護者や観客を含め総勢200人が会場を訪れ観戦や交流を楽しんだ。
開会式で曺監督は、「韓国と日本の子どもたちがサッカーを通じて交流を深める機会が得られるのはいいことだと思う。成田市サッカー協会の歴代会長が会場に駆けつけてくれたことにも感謝を述べたい」とした。
内野監督は、「日韓の草の根レベルのスポーツ交流として、とても友好的な関係を続けさせてもらっている。今日は、サッカーだけでなくアトラクションを多く用意しているので、子どもたち同士には特に仲良くなって欲しい」と話した。
韓国側の訪問団は8月29~31日まで、2泊3日の日程で日本に滞在。在日本千葉韓国人連合会(梁美榮会長)のスタッフらは用意してきたキンパやパッピンス(かき氷)など100食ほどを韓日の選手たちに振る舞った。

8月29日、「NFCサマーフェス2025」開会式後の集合写真。赤いユニフォームを着た16人が仁川中区FC幼少年蹴球団に所属する選手たち(写真中央)


閉じる