在日本大韓民国青年会中央本部(李将浩会長)は、6~7日にかけて「第35回Korean Youth Academy」(KYA)を開催、全国から38人の会員が大阪に集結した。
韓日国交正常化60周年記念事業として韓国政府外交部の認定を受けた本事業では「多文化共生」をテーマに掲げ、大阪・関西万博でのフィールドワーク、識者による講演、グループディスカッションを通じ、在日同胞青年たちが多様性の尊重、人権・共生社会の在り方について学びを深めた。
参加者からは、「多様な価値観に触れることで視野が広がった」「多文化共生は特別なことではなく、日常の活動から実践できると気づいた」「全国の仲間たちと出会い、共に考えることで新たな刺激を得た」といった声が寄せられた。
李会長は、「KYAを通じ生まれた意見やアイデアを今後の活動方針に反映し〝在日同胞青年の自己実現と多文化共生社会の実現に貢献する〟というビジョン達成に向けた取り組みを一層推進していく考えでいる。本イベントが年内最後の全国行事となるため、会員同士の親睦を深める場となったことに安堵している」とした。
万博会場での集合写真(青年会中央本部提供)