東京韓国青年商工会(姜大成会長)は5~7日、韓国利川市の児童養護施設、社会福祉法人「聖愛園」(李キボン園長)を訪問した。6日、メイン行事となる「明朗運動会~1日アッパ体験」を開催。東京青商と青商会からは20人が参加、韓国側の商工人組織に当たる韓国東大門JC(尹ジョンギ会長)からも30人が加わり、施設の子どもたち含む関係者約70人で”親子”運動会を楽しんだ。
聖愛園を訪問する東京青商の取り組みは1995年、第18期呉俊隆会長の時に始まり、現在の姜会長が第48期会長であるため、行事として30年が経過したことになる。施設の子どもたちの父親役を一日務めるという意味から「1日アッパ体験」と名付けられている。
運動会は、ウォーミングアップやアイスブレイクから始まり、第1部では投壺(トゥホ)ゲーム・サイコロリレー・スピードカップ積み・心ひとつリレーを行った。休憩を挟んだ第2部では、フラフープリレー・バーベル積みリレー・リレー競争を行い、熱戦を繰り広げた。ハイライトプログラムとして、合唱やダンスを行った後、閉会式に移った。
懇親会には、かつて東京青商が留学生への奨学金事業を行っていた頃の利用者だった、聖愛園OBにあたる尹ハンソルさんが参加するなど、これまで30年間にわたり継続している取り組みの重さが感じられる場面があった。
6日、東京青商と青友会会員ら20人が訪韓、聖愛園に通う子どもたちの「1日アッパ」を体験した(東京韓国青年商工会提供)