米に260億ドル4年間投資計画

現代自G
日付: 2025年09月02日 09時48分

 韓国の現代自動車グループは8月26日、韓米首脳会談に合わせて今年から4年間、米国に計260億ドル(約3兆8300億円)を投資する計画を発表した。
今年3月に発表した投資額の210億ドルから50億ドル増え、製鉄、自動車、ロボットなど未来産業に集中的に投入される予定だ。
現代自動車グループは今回の投資により、米国政府の政策に積極的に対応する一方、現地での事業機会を拡大し、モビリティーをはじめとする未来事業競争力を強化する方針だ。また、現地戦略事業への投資により韓国と米国間の経済協力強化にも寄与する計画だ。
まず、米ルイジアナ州に270万トン規模の電気炉製鉄所を建設し、低炭素高品質の鋼板を生産して自動車など米主要産業に供給する予定だ。
製鉄所が完成すれば現代自動車グループは米国内で鉄鋼・部品・完成車からなるバリューチェーンを構築することになり、競争力を高めることができると期待される。
また、米国現地での自動車生産能力も拡大する。
現代自動車グループは年間生産台数を昨年の70万台から120万台に増やすと明らかにしたが、さらに生産規模を拡大する方針だ。


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