李薫の「家族の肖像」 第15回

光化門広場が見える在日韓国人記念館で(1)
日付: 2025年08月12日 15時28分

在日韓人記念館と私

在日韓人記念館は202277日(新韓銀行創立日40周年の日)に開館した。この記念館は在日韓人の史、そして祖経済、文化展のために一世世代がいかに大きな役割を果たしたか、べる場である。

朝のかな時間にゆっくりと展示を見て回るのが私は好きだ。祖父や他の一世のハラボジ、ハルモニたちの息遣いを感じる。シンとした空間なのに展示物、写真からいろんな感情が渦をいて飛び出し、私をむ。特に落ちんで心弱くなっている時、私の頭、肩を揉みほぐし勇えてくれる。

幸運なことに、私は記念館に展示されている多くの場面に居合わせることができた。82年新韓銀行創立88オリンピックの開式、大阪鶴見地公園の花との博覧会、四天王寺ワッソ、韓日共催のワルドカップ。

恥ずかしいことに、在日1世が「漢江の奇跡」と言われる韓国経済発展に大きく寄したことを深く知ったのは、韓語をびに韓日ワルドカップでっ赤なエネルギが迸っていたソウルにやってきた時のことだった。

 
在日韓国人記念館でインタビューをしている私(「ヒステリング」編の動画キャプチャー)

では然知っていると思っていたが

の道を装したり、州島でミカン栽培技術の指導をしたり、校を作ったり、村に電を通したり、社を作り、工場を作ったり――

展のために一世世代は日本と韓を行ったりたりした。私は本の人たちは然そのことを知っているのだと思っていたが、際は私が期待していたよりも本では知られていなかった。

ある日、私は祖父からもらった一枚の白黒写真を手に取った。朴正熙大統領をんで誇らしげな子の若き頃の祖父李熙健と他の一世の仲間達。祖経済発展に貢しようというい意志をびた顔、顔。私はその写真の中の人たちにうったえた。

「本の人達はあなたがたの業績を知らないし、知っていても無視しているのに、何のためにあなたたちは祖のためにこれだけのことをされてきたのですか??」

 


閉じる