京都国際が甲子園出場

昨年に続き府大会制す
日付: 2025年07月31日 12時07分

 準々決勝で北嵯峨を10―3の7回コールド勝ち、準決勝では立命館宇治を5―1で下した京都国際は7月27日、わかさスタジアム京都で鳥羽高校と対戦した。
鳥羽は、準決勝で京都外大西に7―3と4点差をつけられての9回裏、2死からタイムリーヒットと満塁ホームランで逆転。アナウンサーが「入った、入った、入りました。信じられないことが起こりました」と驚くほどのミラクルを起こし5点を奪取して8―7でサヨナラ勝ちしていた。両チームとも、選手たちのコンディションを保ったまま決勝の舞台へと進んだ上での激突となった。
試合は1回鳥羽の攻撃、サヨナラ勝ちのミラクル満塁ホームランを放った4番打者がまたもツーランホームランを打ち、2点を先取。2点差のまま、再三のチャンスを逸した京都国際は、5回裏に1点を返したが、8回に1点を追加され、その裏、必死に追い上げて同点に持ち込んだ。
9回裏、鳥羽の牽制悪送球や敬遠などで1・3塁となり、スクイズも考えられたが、強硬策を取るとライトへのサヨナラ打となり、4―3で激闘を制した。投手も9回を完投した。
京都国際は、2年連続の甲子園出場となり、昨年、全国制覇を成し遂げていることから、監督や選手たちは「今年も」と連覇へ向けて意気込んでいる。(大阪=韓登)


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