米国と関税交渉で窮地に立っている韓国で極端な反米デモが始まった。韓国には反米を信仰とし、大韓民国の自由民主体制を敵対して生きてきた宗教人たちがいる。今、反米デモを主導する「ロウソク行動」の常任代表の金民雄もその1人だ。彼は牧師、記者などを経て極左「市民運動家」となった。李在明が任命した国務総理・金民錫の兄だ。「ロウソク行動」は民衆が統治する政治を目指す。一言で、「ロウソクの命令」が憲法だと強弁する。
金民雄は朴槿惠大統領弾劾が第1のロウソク革命、尹錫悦大統領弾劾が第2のロウソク革命という。彼は尹大統領が就任の前から弾劾・退陣運動を主導した。彼のロウソク集会には、民労総スパイ事件(2023)で平壌の指令と分かった「(尹の)退陣が追悼だ」というスローガンも登場した。弟の金民錫も大学時代から極烈反米地下組織の「三民闘」に投身、米文化院占拠事件で服役した。
李在明を育てた勢力は、犯罪組織と統進党に象徴される極左従北勢力だ。金兄弟がこの親中・従北の李在明を支えている。