サムスン会長無罪判決確定

大法院
日付: 2025年07月23日 11時22分

 サムスン電子の李在鎔会長が経営権継承を巡って資本市場法違反などの罪に問われた事件で、韓国大法院(最高裁)は17日、李会長を無罪とした二審判決を支持する決定を下した。これにより李会長の無罪が確定した。数年に及び経営の重荷となってきた一連の司法リスクが解消された。
大法院は「各容疑について犯罪の証明がないとした二審までの判断に誤りはない」として全面無罪を言い渡した。
李会長はサムスングループ企業同士の合併を巡り、グループの支配力を高めるために不正に合併企業の株価を操作したとして、資本市場法違反と業務上背任などの罪に問われ2020年9月に起訴されていた。24年2月の一審、25年2月の二審とも無罪判決だったが、検察が上告していた。


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