品質満足大賞を8年連続受賞

在日同胞企業「HANSOT弁当」
日付: 2025年07月23日 10時03分

 「食事がもたらす癒やし」の力。
 在日同胞の母国投資企業、株式会社HANSOTの主力ブランド「HANSOT弁当」が、「2025年 消費者が選ぶ品質満足大賞」を受賞した。先日、デジタル朝鮮日報主催の授賞式において、HANSOT弁当は8年連続の受賞という記録を達成した。

 今回の受賞は、消費者から揺るぎない信頼を得ていることを認められたもの。HANSOTが単なる弁当フランチャイズではなく、特別な「価値」を提供していることを示している。良質な弁当をリーズナブルな価格で提供し、消費者に「食事による癒やし」を届けているのだ。

1993年7月、ソウル鍾路区庁前に1号店をオープンした際の「豆もやしご飯」の価格は970ウォン。1000ウォン札1枚で購入でき、残りの30ウォンで公衆電話を使えるという価格設定には、顧客第一主義の哲学が込められている。

 創業以来、「温かい弁当で地域社会に貢献する」という理念のもと「良心・配慮・正直」というESG精神を実践してきたHANSOT。目立たないながらも社会的責任を着実に果たしてきた姿勢が、消費者からの継続的な支持につながっているといえるだろう。

(ソウル=李民晧)


8年連続受賞したHANSOT弁当=イメージ写真


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