米国で驚天動地の事件が暴露された。米国の18の情報機関を総括する国家情報長官(DNI)のトゥルシー・ギャバードが18日、オバマ元大統領とCIA元局長などがクーデターを共謀、実行したと公開、彼らを反逆罪で逮捕、起訴すべきと言った。ギャバードDNIは、この反逆に関する証拠書類オバマとDNI元長官、CIA元局長、FBI元局長などの間に交わされた文書、電子メール、秘密文書を公開した。オバマ大統領が選挙結果を覆そうとしたなら、リンカーン暗殺事件以上の、米国建国以来最大の反逆・クーデター試図と言える。
ギャバードDNIは発表後、秘密が解除された証拠と文書を連邦法務部に送った。法務部に提出された文書を見ると、オバマ政権が、ロシアの米大統領選挙介入情報を操作し、これを通じて2016年のトランプ大統領当選を無効化しようとしたとの主張である。トランプ大統領が当選するやロシアが介入してトランプを助けた選挙だったから無効だとする。このようにトランプ大統領当選を無効化しようとしたのが本当なら反逆でありオバマ・ゲートだ。
トランプ大統領が16年の選挙前には、情報機関からの情報評価としてロシア介入はなかったと結論を出したが、トランプが当選するや12月、オバマからロシアが介入したと情報を変えるよう指示した。報道を見ると、「大統領の要請があって」(「per the president’s request」)情報文件を書き換えた、つまり、オバマが「ロシアが16年の米大統領選挙に介入した」と変えるよう指示したことが分かる。
ギャバードDNIが反逆者として挙げたのはオバマ元大統領と4大情報機関責任者はジョン・ブレナン元CIA局長、ジェームズ・コミー元FBI局長、ジェームズ・クラッパー元DNI、マイケル・ロジャース元NSA局長だ。
この問題を直接Ⅹに投稿したギャバードDNIは、米国の民主的な選挙手続に基づいた選挙結果を覆すのは反逆で、クーデターだから、オバマを含め、最高位公職者たちの反逆行為を徹底捜査し起訴すべきで、オバマを逮捕せねばならないとまで言っている。この途方もない事件をレガシー媒体らは黙殺している。
ジェームズ・コミー元FBI局長はABCとのインタビューで、ロシアが選挙介入したと言い、議会聴聞会(17年)でも、ロシアが16年の米国大統領選挙に介入したと証言した。宣誓証言だから、彼は偽証の処罰対象となる。