辛宣浩(重光宣浩)さん哀悼

お別れの会に多数参加
日付: 2025年07月15日 11時39分

 都内のホテルで8日、サンサスグループ代表取締役会長を務めた重光宣浩さんの「お別れの会」を開催(喪主:重光東祐・代表取締役社長)、取引関係者など多数が参加し故人を偲んだ。
在日1世に当たる重光会長の韓国名は辛宣浩、1935年4月1日に韓国蔚山で出生の後、54年に渡日。早稲田大学商学部を卒業した61年以降、ロッテグループ取締役などを歴任。72年に同グループを退社、そば・うどんなど各種の「きねうち麺」の製造を行うサンサスを設立、翌年にはサンサス商事を設立した。81年には埼玉県秩父市に自社工場を建設、2014年にサンサスエナジーを設立した。今年4月13日、91歳で永眠。
サンサスグループの事業に対し重光会長は生前、次のように語った。「私は、この仕事が面白くて仕方がありませんし、自分なりに満足もしています。その理由は、三大主食の一つを、今までより美味しく、健康的なものに、進化させることができるからです」―。
重光会長は、十人兄弟の四男に当たる。長男はロッテグループの創業者故・辛格浩(重光武雄)氏、三男は農心の創業者である故・辛春浩氏。

重光宣浩・サンサスグループ代表取締役会長の遺影(サンサスグループ提供)


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