35%の操作補正値

中国生でも分かる「大数の法則」
日付: 2025年06月10日 10時56分

 今回の大統領選挙ほど露骨で図々しい不正選挙はなかった。李承晩政府を倒した「3・15不正選挙」(1960年)は原始的不正選挙だった。偽投票用紙が大量に投入された。参観人の視線などをまったく気にしなかった。
不正選挙の分析が広く徹底的に行われた。事前設定された補正値まで糾明さえた。3日、投票終了直後、放送3社(KBS、MBC、SBS)は「李在明51・7%、金文洙39・3%」と共同出口調査結果を発表した。しかし、この放送こそ中学生でも分かる「大数の法則」を全否定する、動けない不正の証拠となった。
開票の結果、李在明は本投票で敗北した。本投票は2000万人に近い有権者の選択なので、最も信頼できるデータだ。なのに、事前投票のみで697万票をもっと得たように集計され、出口調査はこの結果を正確に「予言」した。実際の本投票で金文洙候補は李在明候補を約15ポイント差で圧勝。つまり出口調査は当日投票と操作された事前投票の合計を報道したのだ。出口調査の事前投票操作補正数値は±30ポイントだった。
計算方法によって李在明は400万~700万票を膨らませ、金文洙は約400万票が削られた。これは単なる不正ではない。数学・大数の法則で操作を立証された、民主主義の心臓を突いた政治クーデターだ。

新札のような偽投票紙


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